放射線療法について

外照射

外照射は体の外から放射線を照射してがんを叩きます。 体への負担が少なく、高齢者でも受けやすい治療です。治療効果は前立腺全摘術とかわりません。

外照射の長所は何と言っても体の負担が少ないことです。 切開がなく麻酔も輸血も必要がありません。

合併症

前立腺、精嚢は構造的に温存されます。勃起神経、排尿神経も残るのですが、照射を受けるのでどうしても機能が低下し障害が起こります。

内照射(小線源療法)

前立腺に弱いに放射線を出す小さなカプセルを埋めていきます。放射線はとても弱いのですが、密接した病変には十分量の放射線を照射します。
前立腺膜の少し外側まで照射することができるため、もし軽度の浸潤があったとしても照射がとどく可能性があります。
カプセルは50~100個埋め込み、永久に前立腺内に留置します。カプセルの中には線源としてヨウ素125が封入されています。その半減期は2か月ですから、放射線量は1年後にほとんど気にならないレベルまで弱まります。 密接にすごす家族への被爆量もほとんど考えることはありません。

ですが術後しばらくは、妊婦や小児との接触は避けるように指示を受けると思います。

HIFU(ハイフ)について

HIFUは高密度焦点式超音波治療のことで、超音波により前立腺がんを高温にして死滅させる治療法です。
放射線療法ではありませんが、ここに書かせていただきました。
超音波を発生するプローブを直腸内に挿入し、前立腺内の病変部を観察しながらコンピュータ制御により前立腺内の一点に超音波を集中させます。
周辺組織へ影響を与えず、他の治療に比べて遜色の無い効果を得られるのが特長です。

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