前立腺がんを克服するために出来ることがあります。


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早期前立腺がんの方は完全に前立腺がんを克服できるように、そして リンパ節転移や骨転移など転移が拡がっている進行前立腺がん、あるいは末期前立腺がんで余命宣告を受けた方も前立腺癌の名医と言われる方に治療が難しいといわれた方もQOLを維持・向上し充実した人生が送れるよう、そして大幅な延命、治癒を目指せるようお手伝いできればと考えております。

メール相談は無料です。

皆様からのご相談をお待ちしております。

前立腺癌の病期分類と治療方針


病期分類と治療方針

TNM病期分類法

TMN病期分類とは、前立腺がんの広がり、リンパ節転移、遠隔転移を表すのに用いられる分類法です。

がんの顔つき(悪性度)を表すグリーソンスコア、PSA値、そしてこのTMN病期分類は前立腺がんの治療にとても大事な情報となります。
そこに患者さんの年齢や希望を考慮して、治療方針が決定されます。

日本では前立腺がんの病期分類にABCD分類も使われますが、よりわかりやすいTNM分類が使われるようになってきています。それでも前立腺がんの病期分類は複雑です。
前立腺肥大症の手術で取り出した前立腺からたまたまがんが見つかることがありますが、それも区別して分類します。

T 原発腫瘍
T1 触診、画像でがんが認められず、臨床的に明らかでない腫瘍
T1a 前立腺肥大症などで切除した組織の5%以下にがんが見つかった場合
T1b 前立腺肥大症などで切除した組織の5%以上にがんが見つかった場合
T1c PSA値が高いために行った針生検により確認されたがん

T2 前立腺に限局するがん
T2a 片葉の50%以下に浸潤するがん
T2b 片葉の50%以上に浸潤しているが、両葉には及んでいないがん
T2C 両葉に浸潤するがん

T3 前立腺被膜を越えて進展する腫瘍
T3a 被膜外へ進展する腫瘍(片葉、または両葉)
T3b 精嚢に浸潤する腫瘍
T4 精嚢以外の隣接組織(膀胱頸部、外括約筋、直腸、挙筋、および/または骨盤壁)に浸潤する腫瘍

N 所属リンパ節
N0 所属リンパ節転移なし
N1 所属リンパ節転移あり

M 遠隔転移
M0 遠隔転移なし
M1 遠隔転移あり (前立腺癌取扱い規約第3版3 病期分類より)

ABCD分類

病期A 前立腺肥大症などの手術でたまたま前立腺がん見つかった場合
A1:限局性の高分化がん(増殖が遅い)
A2:中分化あるいは低分化がん(増殖が早い)、もしくは前立腺に複数のがんがある場合

病期B 前立腺内に限局しているがん
B0:PSA値が高かったために生検を行い、がんが見つかった場合
B1:片葉にとどまるがん
B2:片葉全体あるいは両葉に存在するがん

病期C 前立腺周囲にはとどまっているが、前立腺被膜は越えていたり精嚢に浸潤している
C1: 臨床的に被膜外浸潤が診断されたもの
C2: 膀胱頸部あるいは尿管の閉塞が起こっている

病期D 転移を有するもの
D1:所属リンパ節に転移が認められる
D2:所属リンパ節以外のリンパ節転移、膀胱や直腸などの隣接臓器への浸潤、骨、肺、肝などへ転移が認められる
D3:D2に対して内分泌療法を行ったが再燃したがん

治療方針

治療法を決定する要素

前立腺癌の治療法を決定するためには、以下の要素が関わってきます。

  • TMN病期分類
  • グリーソンスコア
  • PSA値
  • 年齢(余命)
  • 合併症や全身の状態
  • 患者や家族の希望
治療の種類

一般的な前立腺癌の治療には、局所的治療として外科的手術と放射線治療があり、全身的治療として内分治療法(ホルモン療法)があります。

  • 待機療法…治療を行わずPSA値を定期的に観察する局所的治療
  • 手術療法…前立腺全摘術
  • 放射線療法…外照射法、内照射法(ブラキセラピー)
  • 全身的治療
  • 内分泌療法(ホルモン療法)…精巣摘除術(去勢術)、抗アンドロゲン製剤、LH-RHアゴニスト製剤
TMN分類と治療法
  • T1およびT2(限局性がん)
    根治目的の前立腺全摘除術、放射線療法
  • T3およびT4(局所浸潤がん)
    先に内分泌療法(ホルモン療法)を行い、がんを縮小させてから前立腺全摘除術、放射線療法を行う…ネオアジュバンド療法手術や放射線で取りきれない浸潤・転移した小さながんを抑える目的で、後に内分泌療法(ホルモン療法)を追加する…アジュバンド療法※手術前に行うネオアジュバンド療法の有用性は疑問視されていますが、放射線治療前のネオアジュバンド療法には有用性があると見られています。
  • N1およびM1(リンパ節転移、遠隔転移)
    内分泌療法(ホルモン療法)による全身的治療
年齢(余命)による治療の考え方

年齢が低いほど前立腺全摘除術が多く選択され、年齢が高くなるほど内分泌療法(ホルモン療法)が選択されます。
その割合が入れ替わるのは、おおよそ70歳です。
また年齢が高くなるほど前立腺全摘除術よりも放射線療法が選択される傾向にあります。

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