前立腺がんを克服するために出来ることがあります。


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早期前立腺がんの方は完全に前立腺がんを克服できるように、そして リンパ節転移や骨転移など転移が拡がっている進行前立腺がん、あるいは末期前立腺がんで余命宣告を受けた方も前立腺癌の名医と言われる方に治療が難しいといわれた方もQOLを維持・向上し充実した人生が送れるよう、そして大幅な延命、治癒を目指せるようお手伝いできればと考えております。

メール相談は無料です。

皆様からのご相談をお待ちしております。

前立腺癌の生検とグリーソンスコア


生検とグリーソンスコアについて

前立腺生検について

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前立腺生検は前立腺の組織を取って、がん細胞の有無やがんの悪性度を調べる検査です。

PSA値や超音波エコー検査などである程度は前立腺の異常ががんであるかどうかを予測できますが、がんであることを確定させるために生検はどうしても必要な検査です。

特殊な針を前立腺にさして、6ヶ所以上から組織を取り出します。
複数箇所から組織を採取するので、小さながんでも見逃しにくくなります。
また前立腺がんはいろいろな悪性度のがんが混在しているので、その割合を調べて全体としての悪性度を評価します。そのためにも複数箇所から組織を採取する必要性があるのです。

直腸内から前立腺を狙って針をさす方法がよく行われますが、会陰部分から針を入れる方法もあります。いずれにしても超音波エコーの画像を見ながら、正確に前立腺の複数の場所から組織を採取することができます。
局所麻酔などを使い普通はほとんど痛みがありません。生検自体にかかる時間も10分程度です。
生検により一時的に尿や便、精液に血液が混じる問題が起こることがありますが、基本的には体への負担が少ない検査です。

グリーソンスコアについて

グリーソンスコアは前立腺がんの悪性度を表す指標です。前立腺がんの治療方針を決める上で非常に重要なものです。

生検で採取したサンプルを顕微鏡で見て、一番面積をとっている病変組織と二番目に面積の広い病変組織の悪性度をそれぞれ1~5で評価します。その2つの合計値をグリーソンスコアとします。

前立腺がんは複数の異なる悪性度の病変を含んでいるため、このように一番目と二番目を足してスコア化して、全体の悪性度として評価するのです。
スコア1は正常組織に近く悪性度が一番低いタイプです。(高分化)
逆に5は細胞の大きさや並び方が不規則で最も悪性度が高いタイプです。(未分化もしくは低分化)
例えば、一番多い病変の悪性度が3で、次に多い病変の悪性度が4だった場合のグリーソンスコアは7(=3+4)となります。
グリーソンスコアの点数によって、今後の治療方針を決定します。
6くらいまでは大人しい前立腺がんだと評価されますが、8以上になるとかなり悪性度が高い前立腺がんになり、効果的な治療法も限られてきます。
グリーソンスコアは2(1+1)から10(5+5)までの9段階あります。
前立腺がんが見つかったときにグリーソンスコアが7以上であれば、早急に治療方針を立てるべきでしょう。

高分化、低分化とは

グリーソンスコアをつける際には、がん組織の悪性度を評価するために細胞の分化度を調べます。
正常組織の場合の分化度とは、細胞がそれぞれの組織に合った必要な形に変化していく発達具合のことです。
前立腺であれば分化により前立腺液を作り出す機能をもった腺細胞に発達していきます。
正常細胞の場合、通常その変化は逆戻りしません。

しかしがん細胞では分化の逆戻りが起こります。
高分化といった場合はもとの前立腺細胞の構造や機能を割と多く残しており、大人しいがんだと言えます。
逆に低分化あるいは未分化と呼ばれる状態のがん組織では、統制のない滅茶苦茶な細胞の増殖が行われており、もとの正常な組織とは似ても似つかない様相です。
低分化がんは悪性度が高い場合が多く、増殖速度が速いうえに浸潤や転移が起こりやすいため、予後が悪くなることが普通です。

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