前立腺がんを克服するために出来ることがあります。


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早期前立腺がんの方は完全に前立腺がんを克服できるように、そして リンパ節転移や骨転移など転移が拡がっている進行前立腺がん、あるいは末期前立腺がんで余命宣告を受けた方も前立腺癌の名医と言われる方に治療が難しいといわれた方もQOLを維持・向上し充実した人生が送れるよう、そして大幅な延命、治癒を目指せるようお手伝いできればと考えております。

メール相談は無料です。

皆様からのご相談をお待ちしております。

前立腺癌のPSA(腫瘍マーカー)


PSA(腫瘍マーカー)について

PSAとは

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PSAは前立腺がんの腫瘍マーカーとして、前立腺がん検診、術後の経過観察などに広く用いられています。

通常であっても極わずかな量が血液中に存在しますが、異常値を示すときは前立腺の疾患が疑われます。

PSAは前立腺で作られる酵素で、前立腺液の中に含まれます。精液が固まってしまうのを防ぐために働いているようです。
精液は前立腺液と精嚢からの分泌液が合わさり、精巣で作られた精子が加わったものです。

なおPSAだけで前立腺がんの進行度、悪性度(顔つき)を判断することはできません。 それらを判断するには生検(前立腺細胞を採取して検査する)を行って得られるグリーソンスコアが必要です。

PSA検診

血液中のPSA濃度が上昇するのは、前立腺がんなどの疾患によってPSAが前立腺の外に漏れ出すためです。
前立腺肥大症、前立腺炎によっても血液中のPSA濃度は上昇しますが、数値が高くなるほど前立腺がんの疑いが強くなってきます。

正常者のPSA濃度は0.1ng/ml以下ですが、4.0ng/ml以上の場合は生検(前立腺の細胞を調べる検査)を行ってがん細胞の有無を調べることになるでしょう。
4ng/ml<PSA<10ng/mlでは前立腺がんが20~30%の人に見つかります。
10ng/ml以上では約50%の人に前立腺がんが見つかります。
20ng/ml以上では前立腺がんの可能性が80~90%になり、リンパ節転移も疑われます。

PSA検診が導入され、前立腺がんが早く見つかるようになりました。PSA検診の実施により前立腺がんによる死亡者が減ったとする報告もあります。
しかしPSA検診により過剰な検査や治療が増えたと指摘する声もあります。
PSA検診の有用性自体を疑問視する意見も少なくありません。PSA検診では前立腺がんと前立腺肥大症を判別することができません。 積極的にPSA検診を推奨している日本泌尿器科学会であっても、「前立腺がん検診ガイドライン」の中で、PSA検診には利益と不利益が存在することを記載しています。
過剰な医療は受診者の不利益となるだけでなく、日本の医療費をさらに増大させる原因になってしまいますから、厚生労働省はPSA検診導入に慎重な態度をとってきました。

術後に利用されるPSA検査

術後の経過観察にもPSA検査は利用されています。
前立腺がんを見つけ出すためのPSA検診とは違い、前立腺がんが確定した人が受ける術後のPSA検査の必要性には異論は少ないでしょう。
根治的な治療を行うとPSA値は著しく低下しますが、その後も定期的にPSA値の推移を見守ります。
外科的手術の後であれば0.2ng/mlを超えた場合、放射線療法の後であれば1.0ng/ml(国立がんセンターの場合)を超えた場合、再発(PSA再発)と考えるのが一般的です。ただし、統一された定義はありません。
PSA再発だからといって、ただちに積極的な治療を行うとは限りません。一般的に前立腺がんはゆっくりと進行するため、PSA再発が起きても、しばらくは生活の質が下がることはないでしょう。

PSA再発に対して、画像などで新たな腫瘍がみつかったときは臨床的再発と呼んで区別します。

PSAに関連する検査値

PSA検診による不利益(不必要な生検など)を回避するために、PSA値を利用した以下のような検査値が考え出されています。

PSA密度

血液中のPSA濃度を、前立腺の容積で割って計算した値です。 血液中のPSA濃度が同じ値でも、前立腺が大きい場合は値が小さくなります。値が小さい場合は前立腺肥大症の可能性が高くなりなりますので、生検を行わずに経過観察とすることがあります。

遊離PSA/総PSA比(フリーPSA/トータルPSA比)

遊離PSAとは、血中でプロテアーゼと結合していないPSAのことです。 前立腺がんでは遊離PSAの比率が低くなります。遊離PSA/総PSA比の値が高い場合は前立腺がんではない可能性が高くなります。生検を行わずに経過観察とすることがあります。

PSA速度

PSA検査のたびにPSA値が高くなっていく速度です。 上昇スピードがゆっくりしている人に対しては積極的な治療を行わず、経過観察とすることがあります。

なお検査前の射精は控えましょう。血中のPSA濃度が上昇することがあります。

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