前立腺がんを克服するために出来ることがあります。


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早期前立腺がんの方は完全に前立腺がんを克服できるように、そして リンパ節転移や骨転移など転移が拡がっている進行前立腺がん、あるいは末期前立腺がんで余命宣告を受けた方も前立腺癌の名医と言われる方に治療が難しいといわれた方もQOLを維持・向上し充実した人生が送れるよう、そして大幅な延命、治癒を目指せるようお手伝いできればと考えております。

メール相談は無料です。

皆様からのご相談をお待ちしております。

前立腺癌の特徴と発生原因


前立腺癌の特徴と発生原因

前立腺癌の特徴

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前立腺癌は一般的にゆっくりと進行するのが特徴です。
前立腺にがん細胞が生まれてから、がんが増殖して死亡するまでに40~50年かかると言われています。そのため50歳未満で前立腺癌で亡くなる人は少ないのです。

前立腺癌は年齢が高いほど発生しやすくなる病気です。
今後さらなる高齢化社会を迎える日本では、前立腺癌が増え続けることが予想されます。
日本での前立腺癌による死者数は、1990年3460人、2000年7514人、2009年10036人と急増しており、2020年の予測では21062人に達します。 前立腺癌は日本でもっとも増加している病気のひとつなのです。

一般的に前立腺癌は進行が遅いのですが、骨転移が起こりやすいがんであり、油断はできません。
残念ながら骨転移の治癒は難しく、治療は延命や痛みへの対処が目的になります。
また骨転移が起こると痛みや麻痺、骨折のために寝たきりになってしまうケースが少なくなく、そうなってしまうと生活の質(QOL)が著しく低下することになります。

もともと日本では前立腺癌で死亡する人が少なかったこともあり、先進諸国の中で前立腺癌が増え続けているのは日本だけです。
異常な状況ですが、人口比率の高齢化に加え、食生活の急速な欧米化が前立腺癌の増加に影響していることはまず間違いがないでしょう。

PSA(腫瘍マーカー)による前立腺癌検診の普及の遅れが、日本の前立腺癌死者数を増加させている根本の原因だという意見がありますが、それは原因のひとつにすぎません。
PSA検診は前立腺癌をより早く見つけることに役立ちますが、前立腺癌による死者数を減らす効果には限界がありますので検診を過信してはいけません。
なお最近の欧州の研究によりPSA検診が前立腺癌による死者数を20%程度減らすという結果が出ています。 親や兄弟が前立腺がんにかかったことがある人は前立腺がんになるリスクが高いので検診を受けたほうが良いでしょう。

新しい治療法や新薬の開発で劇的に治癒率が高まるかというとそれは疑問です。
大切なのは生活習慣の見直しなど、前立腺がんにかかりやすくなるリスクを把握することであり、一人ひとりが予防意識を高めることが必要です。

前立腺肥大症との関係

同じ前立腺に起こる病気で前立腺肥大症があります。
前立腺肥大症は多くの男性が罹患する病気で、50歳で5割、80歳では8割の男性が前立腺肥大症だと言われています。
前立腺肥大症は、排尿障害や頻尿などの自覚症状が前立腺がんと似ているうえ、PSA値(腫瘍マーカー)を上昇させるために混同する方がいらっしゃるかもしれません。
ですが前立腺肥大症が進行して前立腺がんになることはありませんから、いつかがん化するのではないか?という心配は不要です。
前立腺癌が前立腺の外側近く(尿道から遠く)に起こりやすいのに対し、前立腺肥大症は前立腺の内側(尿道の近く)で起こることが多い病気です。
そのため前立腺肥大症のほうが尿道を圧迫しやすく、排尿障害などの自覚症状が強く出やすくなります。

もちろん前立腺肥大症と前立腺癌を併発するケースもありますので、安易な判断は危険です。

前立腺癌の発生原因

年齢

多くのがんは年齢が高くなるほど発生リスクが高まりますが、特に前立腺癌では顕著です。前立腺癌と診断される人のほとんどが60歳以上の人です。

遺伝

父親と兄弟に前立腺がん患者がいた場合、発症率が5~11倍になるとの報告があります。遺伝の関わりの他に、食事の趣向が似ていることも影響していると考えられます。

食事(危険を高める)

動物性の脂、乳製品は発症リスクを高めると考えられています。カルシウムの摂取量が多いほど前立腺がんを増加させるとの報告がありますが、サプリメントによるカルシウムの摂取ではそのような結果は認められないようです。乳製品はカルシウムと飽和脂肪酸を多く含みますが、それらが前立腺がんの危険性を高めているようです。

食事(危険を下げる)

危険を下げると考えられている食品には緑黄色野菜や豆類があります。
特にトマト、ブロッコリーには高い予防効果があるとの報告が複数あります。緑茶を多く飲む人も前立腺癌の発症リスクが低くなります。

ビタミンD、ビタミンEは前立腺癌に限らず、多くのがんの発症率を下げると考えられています。
ビタミンDはサケなどの魚類やキノコ類に多く含まれますが、それ以外の食品にはあまり含まれません。ビタミンDは日光浴によっても体内で合成されますが、過度な日光暴露は発がん因子となりかねませんので気をつけてください。
ビタミンEはサプリメントではなく食事から摂取した場合に有用だとする報告がいくつかあります。ビタミンEはアーモンドや植物油に多く含まれますが、他にも魚類や野菜など多くの食品にも含まれています。偏った食事にならないようにしてください。

その他

人種差がかなりあります。
日本人などの黄色人種に比べ、黒人の前立腺癌の発生頻度は20~30倍にもなります。

ほとんどの前立腺癌は男性ホルモンの影響を受けます。
男性ホルモンが前立腺癌を増殖させるため、その性質を利用した内分泌療法(ホルモン療法)が広く行われています。

国別の発症率の差について

スウェーデン、ノルウェー、スイス、ニュージーランドは前立腺癌の発症率が高い国です。
はっきりした理由はわかりませんが、乳製品の消費量が多いこと、日光を浴びる時間が短いために体内で作られるビタミンDが少ないことなどが考えられます。
ヨーロッパの国々の中でイタリアの前立腺癌発生率が少ないのはトマトを大量に消費することと関係がありそうです。
穀物、豆類を多く摂取するアジアでは前立腺癌の発生率が低い国が多いです。黄色人種は前立腺癌になりにくい人種ですが、食事の影響もあるでしょう。
昔から味噌や納豆などの発酵大豆食品を多く摂っていた日本は非常に前立腺癌の少ない国でした。
しかし前立腺癌の死亡数は1959年から2009年までの50年間で20倍以上になりました。その間の牛乳の消費量は約20倍に増えています。穀物の消費量が減り、かわりに動物性タンパクの摂取量が急増しています。

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