卵巣がん(卵巣癌) の予後改善を目指して

卵巣がん(卵巣癌)治療の第一歩は正しい現状把握から

このページをご覧頂いているのは、ご自身が卵巣がん(卵巣癌)と診断された患者様や、ご家族・ご親戚・ご友人など大切な方が卵巣がん(卵巣癌)と診断された方だと思います。
これから卵巣がん(卵巣癌)の治療を受ける方や現在治療中の方もいらっしゃるでしょうし、手術や抗がん剤治療など一通り卵巣がん(卵巣癌)治療を行ったが再発や転移が不安だという方もいらっしゃるかもしれません。

進行卵巣がん(卵巣癌)のため手術適応とならない方や、手術後に再発を予防する目的で抗がん剤(補助化学療法)を積極的に行ってきたが、治療の甲斐なく卵巣がん(卵巣癌)の再発・転移を防ぐことができず医師から辛い宣告をされた方もいらっしゃることでしょう。

卵巣がん(卵巣癌)治療においては、主に外科的手術、化学療法(抗がん剤等)が治療の柱となります。卵巣がんは化学療法(抗がん剤等)が効きやすいと言われていますが、強力な抗がん剤を組み合わせて使うため、副作用で辛い思いをされている方が多く見受けられます。

卵巣がん(卵巣癌)の治療を行う際には治療をする事が第一に優先され、人間の尊厳を重視しQOL(生活の質)を重視することや患者不在の治療にならないよう注意することが忘れられがちです。

当院では患者様主体の卵巣がん(卵巣癌)治療を目指しています。
 

卵巣癌は早期発見が難しいがん

卵巣は体の奥にあるため、卵巣がんは発見しにくい腫瘍で、かつては卵巣がんと診断された時には手の施しようがなく3年以内に死亡する率は60%を超えていました。

最近では診断技術が発達したこともありI期やII期でがんが見つかることも多くなってきました。しかし、依然としてIII期やIV期といった進行した状態で見つかることは多く、卵巣癌の予後はあまり良いとは言えません。
 

卵巣癌が再発・転移した時の治療

一般にステージIII期、IV期の進行した卵巣癌では手術によってできるだけ癌を取り除き、腫瘍の量を減らして、その後抗がん剤治療(化学療法)を行うことで予後改善を目指します。

また手術後に再発・転移した場合も抗がん剤の治療が中心となります。

卵巣癌は抗がん剤が効きやすいと言われています。「抗癌剤が効きやすい」というのは、「抗癌剤に反応しやすい」という事で、「治りやすい」という事ではありません。

実際、卵巣癌が進行した場合、抗がん剤でがんを完全に消し去ることは難しく、症状緩和が主な目的になることを知っておく必要があります。

再発を心配するあまり精神的に不安定になったり、副作用で辛い思いをしたり、あるいは病状悪化を十分に抑えることができずに苦しまれている方は本当に多く見受けられます。
 

早期卵巣がんの再発・転移を防ぎ、進行卵巣癌でも充実した人生を過ごすために

卵巣癌の治療は手術でがん細胞を取り除いたら終わりではありません。化学療法(抗がん剤)で叩けば簡単に卵巣癌が治るわけでもありません。

根本的に卵巣癌を克服するには、卵巣癌になってしまった原因を知る必要がありますし、卵巣癌が発生しにくい体内環境を作ることも必要です。さらには治療中、治療後の生活の質を保ち精神的にも肉体的にも安定した豊かな人生・満足度の高い人生にすることがとても大切ではないかと思います。

大学病院やがんセンターなど癌拠点病院でたとえ「治療法は無い」と告知をされてしまっても、できることはありますし、生活の質を保つ、あるいは向上させる術はあるかもしれません。

現在の治療効果が十分あり、生活の質にも満足していて、今後の不安もまったく無いのであればとてもすばらしいことだと思います。

しかし、少しでも悩まれているようであれば闇雲に治療を受け続けるのではなく、治療を補完するいろいろな方法・考え方があるということを知ることは、今後の闘病生活に役立てるものと思います。

卵巣癌の治療に際し、まず当HPで卵巣癌に関する情報を知っていただき、これからの治療に役立てていただければと思います。
 

卵巣癌と診断されてもQOL(生活の質)を維持していくためには体力を付け、免疫を整えていく事が大切だと考えています。
 
当院では患者さんやご家族・ご親戚・ご友人など皆様の笑顔が戻るように最大の努力を惜しむことなく相談・診察にあたります。

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卵巣癌情報目次

  1. 卵巣癌の症状、治療、転移と卵巣癌を克服する治療法 
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  2. 卵巣癌の種類や特徴
    卵巣癌の統計や組織型(タイプ)について
  3. 卵巣癌の原因と予防
    卵巣癌の発生原因、リスクを高めている背景、遺伝について
  4. 卵巣癌の初期症状と末期症状
    卵巣癌の特異的な初期症状、進行により現れる症状
  5. 卵巣癌の画像検査と視触診
    視触診、経腟超音波検査(エコー検査)、CT検査(CTスキャン)、磁気共鳴画像法(MRI検査)、PET検査について
  6. 卵巣癌の腫瘍マーカー
    卵巣癌の腫瘍マーカー(CA125、CEA、CA19-9)について
  7. 卵巣癌のステージと5年生存率
    卵巣腫瘍取扱い規約、TNM分類による卵巣癌の進行度(ステージ)、5年生存率について
  8. 卵巣癌の手術
    卵巣癌の標準的手術、妊娠希望時の手術療法について
  9. 卵巣癌の化学療法(抗がん剤)
    卵巣癌の化学療法(抗がん剤治療)、抗がん剤の種類や抗がん剤の副作用、効果判定基準について
  10. 卵巣癌が再発・転移した時の治療について
    卵巣癌の再発、遠隔転移(肝臓、肺、骨、脳など)について
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  • 卵巣癌の初期症状と進行卵巣癌の症状【国分寺鈴木医院】
  • 卵巣癌の画像検査と視触診【国分寺鈴木医院】
  • 卵巣癌の腫瘍マーカーの利点・欠点・種類など【国分寺鈴木医院】
  • 卵巣癌の進行病期(ステージ)と5年生存率【国分寺鈴木医院】
  • 卵巣癌の手術、手術の目的や手術方法【国分寺鈴木医院】
  • 卵巣癌の化学療法(抗がん剤)【国分寺鈴木医院】
  • 卵巣癌が再発・転移した時の治療【国分寺鈴木医院】