悪性リンパ腫は全身性のがん

悪性リンパ腫治療においては、主に化学療法(抗がん剤治療)治療が柱となります。

しかし悪性リンパは必ずしも見つけやすいがんではありません。重要な症状であるリンパ節の腫れは、首や脇の下であれば触れて気が付きますが、胸やお腹の中で発生した場合には触れることができません。お腹が張ってきたり、腹痛や吐き気などの症状も初期に必ず現れるわけではありません。こうしていつのまにか症状が進んでしまいます。

リンパ腫はリンパ組織から発生しますが、そのリンパ組織は体中に存在します。そのためリンパ腫は全身のどこからでも発生する可能性があります。

悪性リンパ腫の主な治療は化学療法(抗がん剤)

悪性リンパ腫の化学療法(抗がん剤治療)は標準的な治療方法です。ひとくちに悪性リンパ腫と言ってもさまざまなタイプがあり治療方針や治療成績に違いがありますが、多くの場合で薬物治療がメインとなります。

なおリンパ腫は全身性のがんなので、局所治療である手術はメインの治療にはなりません。

がん細胞の根絶を目指して、複数の抗がん剤を組み合わせた強力な化学療法が行います。治療がうまくいくと、体からがん細胞が見つからなくなる寛解(かんかい)と呼ばれる状況に持ち込めます。

寛解がしばらく続くと治癒したと判断されます。しかし実際にはがん細胞がどこかに潜んでいる可能性が高く、せっかく寛解しても再発してしまうことは珍しいことではありません。

再発した場合、再度抗がん剤治療を行っていくことになります。
治療がうまくいけばよいのですが、場合によって副作用のためQOLが著しく低下してしまうようでしたら抗がん剤治療を中断したほうが患者さんの不利益が少なくなるということも十分に考慮する必要があります。
※治療継続の判断は必ず担当医師にご相談下さい。

早期悪性リンパ腫の再発・転移を防ぎ、進行悪性リンパ腫でも充実した人生を過ごすために

悪性リンパ腫で手術や放射線、抗がん剤を行ったとしても簡単に悪性リンパ腫が治るわけでもありません。

根本的にリンパ腫を克服する、あるいは克服できなくとも悪性リンパ腫との共存を目指すには、悪性リンパ腫になってしまった原因が何かを考え、悪性リンパ腫が再発しにくい体内環境を作ることが大切だと思います。さらには治療中、治療後の生活の質を保ち精神的にも肉体的にも安定した豊かな人生・満足度の高い人生にすることがとても大切ではないかと思います。

いわゆる西洋医学の最先端の病院でたとえ「治療法は無い」と告知をされてしまっても、西洋医学以外に目を向ければ治療の選択肢はありますし、生活の質を保つ、あるいは向上させる術はあるかもしれません。

現在の治療効果が十分あり、生活の質にも満足していて、今後の不安もまったく無いのであればとてもすばらしいことだと思います。

しかし、少しでも悩まれているようであれば闇雲に治療を受け続けるのではなく、治療を補完するいろいろな方法・考え方があるということを知ることは、今後の闘病生活に役立てるものと思います。

悪性リンパ腫の治療に際し、まず当HPで悪性リンパ腫に関する情報を知っていただき、これからの治療に役立てていただければと思います。

悪性リンパ腫と診断されてもQOL(生活の質)を維持していくためには体力を付け、免疫を整えていく事が大切だと考えています。
 
当院では患者さんやご家族・ご親戚・ご友人など皆様の笑顔が戻るように最大の努力を惜しむことなく相談・診察にあたります。

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悪性リンパ腫情報目次

  1. 悪性リンパ腫の症状、治療、克服
    今ご覧いただいているこのページです
  2. 悪性リンパ腫の原因、特徴
    特徴、発生原因、年間発生数について
  3. 悪性リンパ腫の初期症状
    リンパ節の腫れや、症状がわかりにくいケース
  4. 悪性リンパ腫の種類
    分類、ホジキンリンパ腫と非ホジキンリンパ腫
  5. 悪性リンパ腫の検査と病期(ステージ)分類
    検査の重要性と検査によってわかること
  6. 悪性リンパ腫の治療
    化学療法(抗がん剤治療)の種類や分子標的薬について
  7. 悪性リンパ腫が再発した時の治療
    悪性リンパ腫が再発した時の治療
  • 悪性リンパ腫についてー化学療法、予後改善【国分寺鈴木医院】
  • 悪性リンパ腫の原因、特徴【国分寺鈴木医院】
  • 悪性リンパ腫の初期症状【国分寺鈴木医院】
  • 悪性リンパ腫の種類(ホジキン・非ホジキン)【国分寺鈴木医院】
  • 悪性リンパ腫の検査と病期(ステージ)分類【国分寺鈴木医院】
  • 悪性リンパ腫の治療【国分寺鈴木医院】
  • 悪性リンパ腫が再発した時の治療【国分寺鈴木医院】