進行がんの方へのご提案【国分寺鈴木医院】

進行がん(進行癌)の患者様へのご提案

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私は外科医として勤務していたころは進行がんの術後にはマニュアル通り抗がん剤治療を行いましたし、手術ができない患者様には放射線治療や抗がん剤治療を施す現場を実際に見てまいりました。

しかし、患者さんに大きな負担をかけながら一生懸命に治療を行ってもがんの進行を抑えられないケースを何度も経験しました。

一方で普段の食生活をはじめとした生活習慣を改めたり、身体を冷やさないようにしたり、リラックスを心がけたりすることで患者様のQOL(生活の質)が維持できた例を目にしたことでがん(癌)患者様の生活の質を維持するには手術や放射線、抗癌剤などの治療を基本としたうえで、必要に応じて代替医療も取り入れた方が良いのではないかと考えるようになりました。

転移した進行がん(癌)手術後の方へ

既にリンパ節や他の臓器などへの浸潤、転移が認められる進行がんの場合には、手術が困難な場合も少なくありません。たとえ手術ができたとしても再発・転移のリスクがあるため(進行を抑えることを期待して)追加で放射線療法や化学療法を行うことが少なくありません。

しかし、近代的な設備の整った施設で手術を行い、術後には放射線・抗がん剤(ホルモン剤)などを行っても、残念ながら癌が再発・転移してしまうケースも見受けられます。

また積極的な治療は身体への負担も少なくないため患者様の生活の質(QOL)が低下してしまう可能性も否定できません。
積極的に治療を行うことが必ずしも患者様の利益につながるとは言えないため、患者様の全身状態をしっかりチェックして積極的治療を行った方が良いか判断します。

当院では副作用を軽減し、癌患者様のQOL(生活の質)を維持していくためには体力を付け、免疫を整えていく事が大切だと考えています。

副作用が軽減できれば患者様のQOL(生活の質)は向上し元気に過ごせる時間が増えますし、治療の効果を高められれば癌が再発・転移してしまうまでの期間を伸ばせるかもしれません。

手術不適応の進行がん(癌)患者様にお勧めの治療

リンパ節や肝臓、肺、骨、脳などに転移が認められ手術が適応とならない進行がん(癌)の場合には、手術や放射線療法などの局所療法ではなく、全身化学療法が治療の中心となります。

抗がん剤治療の副作用には、骨髄抑制(白血球や赤血球、血小板などの減少)や肝機能・腎機能の低下、食欲不振や嘔吐による衰弱、間質性肺炎など命にかかわるものも少なくありません。

一般に強力な抗がん剤を使う方が腫瘍縮小効果も大きいと考えられているため、体が耐えられる限度ぎりぎりの治療を行いますが、慎重に治療をすすめても副作用を完全に抑えることは難しく多くの患者さんは副作用で辛い思いをされています。

しかし、体力を付け免疫を整えることで治療に伴う様々な副作用が緩和できたり、精神的・肉体的ストレスが軽減される可能性があると考えています。

結果として患者様の生活の質が向上し、食事を美味しく食べられたり元気に過ごすことができるようになっていただければ嬉しく存じます。

余命宣告を受けてしまった患者様へ

これから治療を行う予定にも関わらず、「余命●●ヶ月」などと医師から診断を受けてしまう場合があります。

実際には余命などを正確に事前に予測することなどできません。にも関わらず余命宣告をすることがあるのは、これから治療を行っても治すことは難しいので予め余命(予想)を伝え患者さんに心の準備をしてもらおうという気持ちが少なからずあってのことと思います。

がん(癌)の種類(例えば肺がん、膵臓がんなど)や進行度(大きさや転移のある・なし)、がんの性質(進行の早いタイプか遅いタイプかなど)、治療効果の期待度(抗がん剤が効く・効かない)などを勘案した上で、統計的におおよその余命は予想できることがあります。

しかし、世の中には余命宣告を受けたが何年も元気にしている方がたくさんおられます。
そのような方は、余命宣告に負けずに、病院での治療だけ留まらず積極的に自分の生きがいを見つけたり、生活改善を心がけている方が多いように思います。

一般的に病院で行われるがん治療は、患者様の身体に大きな負担を強いることになります。

言葉は不適切かもしれませんが、がん治療は、「治療を行うことで得られる効果(メリット)」「治療を行うことで損失を被るリスク(デメリット)」とを天秤にかけ、リスクが少なく治療効果の方が大きいと期待できる場合だけ治療を受けた方が良いと思います。

 

「副作用などにより命を縮めてしまう可能性が高い」、あるいは「効果がほとんど期待できない割りに副作用が大きい」ときには、あえて積極的治療(=身体への負担が大きな抗癌剤などの治療)を受けない方が患者様にとってマイナスが少なく、有意義な時間を過ごすことができるかもしれないのです。
治療を受ける・受けないについてはご自身で判断せず、必ず担当医師とご相談下さい

 

 


 
当院では癌治療中でもQOL(生活の質)を維持していくためには体力を付け、免疫を整えていく事が大切だと考えています。
 
当院では患者さんやご家族・ご親戚・ご友人など皆様の笑顔あふれる毎日を過ごしていただける事を目標に相談・診察にあたります。

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