胆管癌を克服するためにできることがあります。

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手術できた胆管癌の方は完全に胆管癌を克服できるように、そしてリンパ節転移や肝臓転移、肺転移、骨転移、腹膜播種など進行した胆管癌の方、あるいは末期胆管がんと宣告された方もQOLを維持・向上し充実した人生が送れるよう、そして大幅な延命、治癒を目指せるようお手伝いできればと考えております。

メール相談は無料です。

皆様からのご相談をお待ちしております。

特徴、発生原因


胆管癌の種類(組織型)と特徴

胆道の働き

肝臓で作られる胆汁を十二指腸まで運ぶ管のことを胆道(たんどう)といいます。肝臓の中には木の枝のように細い胆管が通っており、徐々に合流して太くなり肝臓をでる際に左右の胆管が合流して一本の胆管(肝外胆管)となり十二指腸につながります。

肝臓と十二指腸をつなぐ胆管の途中には胆汁を一時的に蓄えておく胆嚢があります。

食べたものが十二指腸を通るとホルモンが分泌され、ホルモンの刺激によって胆嚢が収縮し胆汁が胆道を経て十二指腸にそそがれ、食べたものと混ざり合い消化や吸収を助けます。

便が黄色い(茶色)のは胆汁が混ざり合っているためです。

肝臓内の細い胆管にできたがんは肝内胆管がん(肝内胆管癌)といいます。肝門部にできたがんを肝門部胆管がん、そして肝臓の外の胆管にできたがんを肝外胆管がん(肝外胆管癌)といい分類されます。

普通、胆管癌という場合には、肝臓の外に出た肝外胆管にできたがんのことを指します。肝外胆管の長さは約8cmで肝臓に近い部分から肝門部胆管、上部胆管、中部胆管、下部胆管に分けられます。

胆管癌とは

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肝門部にできるのが肝門部胆管がん、上部胆管にできるのが上部胆管がん、中部にできるのが中部胆管がん、そして下部胆管にできるのが下部胆管がんです。十二指腸の出口部分はファーター乳頭部といいここにできるがんはファーター乳頭部がんと呼びます。

胆管癌の発症年齢は40歳未満で発生することはまれで40歳代後半から50歳代になるにつれ徐々に増え、60歳代で最も多く発症します。

胆管癌になる割合は男性の方が女性に比べて多くなります。

胆管癌は胆管の内側の粘膜から発生し、浸潤性発育といって周りの組織にしみこむように(インクが紙にしみこむよう)拡がることが多いがんです。他には胆管の粘膜層の下の組織に浸潤することもあります。また胆管の内側の空間が盛り上がるように大きくなることもあります。

塊を作らずにしみこむように広がったときには黄疸などの初期症状に乏しく、早期発見が困難となります。

日本では胆管癌の発生は年々増加してきており、厚生労働省の人口動態調査によると2005年の胆管がんと胆嚢がんによる死亡者数は16,586人となっています。

また、手術の難易度も高く、手術後の再発率も低くはありませんし、さらに抗がん剤や放射線治療が効きにくいタイプの癌であるため難治性がん(治りにくいがん)といえます。

胆管癌の発生原因

胆管癌は世界的にはチリと日本をはじめとした東アジアやインドに多いと言われています。

胆管がん(胆管癌)の発生は年々増加してきており、今後も増えていくであろうと予想されています。

胆管拡張型の膵管・胆管合流異常(膵胆管合流異常)

胆管と膵管が途中でくっついてしまう合流異常の状態では膵液が逆流しやすくなるため、胆嚢がんや胆管がんの頻度が非常に高くなります。

膵胆管合流異常には「胆道非拡張型」と「胆道拡張型」があります。拡張型の合流異常の場合には胆管がんや胆嚢がんのリスクが高く、非拡張型の場合には特に胆嚢がんのリスクが高いと考えられています。

胆石、胆嚢炎、胆管炎、原発性硬化性胆管炎

胆石は胆のうや胆管内にできた結晶で、胆のうにあるときは胆のう結石(けっせき)症(胆石症)、胆管にあるときは総胆管結石症、肝臓内の胆管にあるときは肝内結石症といいます。

厚生労働省の研究班の大規模調査によれば胆石を患ったことがある人は、そうでない人に比べて胆道がんになる危険性が2~3倍に高まることが分かりました。また、肝外胆管がんは、体格指数(BMI)が27以上の人は、23未満の人に比べて1・8倍も発症の恐れが高いこともわかりました。

胆嚢炎や胆管炎、原発性硬化性胆管炎など胆道系疾患の既往は胆管がんや胆嚢がんなど胆道癌のリスク要因として知られています。

生活習慣、嗜好品

また、肥満の方、高カロリー摂取の方にも胆管癌発生が多い可能性が指摘されています。一方で果物や野菜を積極的に摂取することで発生リスクを低下させると考えられています。

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